浦添大公園南エントランス管理事務所の現場報告です。
6月中旬 棟上げ(1階躯体)の打設を行いました。
コンクリート配合計画は
呼び強度 33、スランプ 12、細骨材率 40.0%
数量約200㎥あまりある、長期戦です。
朝のラジオ体操
朝礼で打設順序の説明をしている様子
その後打設チームごとに集まって職長から注意事項を説明している様子
スリーブ(設備等が貫通する為の穴)が入っている箇所が分かるように写真を貼てくれていました。
スリーブ箇所は注意して打設が必要です。
今回は壁を先行して打ち、
周囲の壁が上がったスラブを1チームが打っていくという手順をとりました。
もう1チームはずっと壁を打っていく(2チームを構成)。
勾配屋根なので、スラブのレベルの確認も念入りに行っています。
2mおきに水糸を張ってレベルを決めています。
スラブ面は足踏みして締め固めます。
壁の打設は下で型枠を叩く作業も重要です。
叩きながらコンクリートがきちんと到達しているか確認し、流動を促しています。
ポンプ車は力のあるドイツ産、イタリア産のポンプ車2台を使用しました。
一番急勾配な23度ある屋根を左官屋さんが仕上げる様子。
朝から続いた打設の終盤も
きっちりスラブのレベルを確認しながら
1列になって丁寧に仕上げています。
予定通りの18時前に打設終了。
打設人員総勢70名以上!左官屋さんだけで20名!
スランプ12㎝
打設数量200㎥(ミキサー車約45台分)
最高で高さ6.5mある壁を一発で上まであげる
という誰も経験したことのない難しい打設でしたが
入念な打設計画、
代理人さんのリーダーシップ
各職長さん連携
みなさんの経験と知恵、技術を集結して
『良いコンクリート』を目指して
無事に打設が終了しました。
(haruno)